<渋谷東急ほかにて 9/11よりロードショー>
9月10日25:00〜「 マトリックスのすべて」(TV朝日) という番組があったらしい。
僕は見ていない。
マシンガン撮影、ワイヤー・ワーク 、ジャパニメーション・・・。
作品の全編を通して様々な撮影技術が駆使された、新しい映像が堪能できる。
しかし、ストーリー上でも、ここっていうところで、そういう技術を使っていて、で、先にメイキングを見てしまうとストーリー展開上の「ワクワク」した感じがちょっと損なわれるような気がした。
特に、予告編で使われたあの「のけぞり弾よけ」なんか、「あ、くるぞ」ってわかってしまったり。
設定とストーリーは、良かった。
違和感を覚える毎日。なにか見えない力で束縛され、あらかじめ決められたような毎日。
ちょっと道を逸れると、途端に襲ってくる言いようのない不安、正体不明の圧力。
ジレンマ、ギャップ、不快感、焦燥・・・。
それがマトリックス。
“ 考えるのではない。感じるんだ!! ”
自分の意志というものは、どれだけ自由なのだろうか?
知らず知らずのうちに、いろいろな制約を受けている。
絶対不可能だと思っていること。
絶対無理だと思っていること。
モラル、常識は、強大な権力者が勝手に決めたことかもしれない。
法は、人民の生活を保護するため、弱者を保護するため、人民の平等のため。
この世界は、本当に僕たち人類の英知が育て上げてきたのだろうか?
そう思い込まされている可能性は0か?
正しいことと間違ったことを権力者が判断している?
それも彼らの都合にあわせて、だとしたら。
巧妙に張り巡らされた制約と仕組みに取り込まれて、自意識までもコントロールされて、
“なぜ、気付かない?”
精神を解放するということは、どういうことなんだろう?